
共有庭でご近所付き合いを楽しもう!
行動範囲が狭くなった現代
外出を自粛する期間があり、マスクが出来ない小さな子供達が遠慮なく外で遊べる場所は限られ、安心して外出できる場所は自宅の庭やベランダ・バルコニーが定番になりました。それにより、お子様やお母様が新しいコミュニティに加わるハードルが高くなる、運動不足気味になるなど、今まで経験したことのない状況が生まれました。
コミュニケーションを育むご近所付き合い
社会と関わる機会が薄れたことで、『ご近所付き合いの利点』=『家族以外とのコミュニケーション』の大切さが再度認識されるようになりました。
他人と対面で話すことで、テレワークや家事のように一人でする作業に没頭した時に溜まった、鬱屈とした気持ちから解放されます。
季節の催し、クリスマスやお花見の為に共有庭に木を植えて置けば、育った時に友達や近所の方々で飾り付けや食事会ができるので、イベントの楽しみが倍増します。
共有庭では空に面した開放的な近所の方と触れ合い、一人では味わえないレクリエーションを満喫できます。
共有庭でできること
季節のイベントを楽しむのも勿論ですが、住宅の共同スペースに遊び場やピクニックエリア、バーベキュースペースなど、様々な活動ができる場所があれば、異なる趣味やライフスタイルを持つ人々が集まりやすくなり、交流の機会が増えると考えられます。快適なベンチや椅子、日陰のスポットを作り、心地の良い環境があれば、日向ぼっこの場、昼寝の場など寛ぎのスペースとしても活用できます。
家族、またはご近所の方々と外の空気を吸いながら団欒を楽しめるのは共有庭の醍醐味と言えるでしょう。
キッズデザイン賞に向けて メルディアが行っている活動
メルディアグループの物件を購入されるお客様の多くが子育て世代です。当社は子育てを頑張る世帯に向けて、何か貢献できることはないかと、日頃よりお客様の声を聴き、社員一丸となって住宅を作っています。
その活動の一環として、当社は毎年「キッズデザイン賞」に挑戦しており、様々なアイデアを生み出し続け、6年連続キッズデザイン賞を受賞しています。キッズデザイン賞は、2007年より「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設された賞です。
子どもたちが感性や創造性豊かに育つ共有庭
2022年に当社がキッズデザイン賞を受賞した作品が、『3世帯で共有する庭のある暮らし』というプロジェクトです。子どもたちが安全にのびのびと遊び、地域・社会へのつながり、そして創造性を育むことのできるような、3家族で共有の庭をもつ住宅が選定されました。
そのプロジェクトでは、古き良き田舎暮らしのような、お隣さんがお互いに協力し合って子どもの成長を見守るとともに、コミュニケーションの生まれる暮らし方を提案しました。
『近隣住民との交流や子どもの見守り、共助の仕組みづくりなど、庭を中心としたソフト面での展開が期待できる。キッチンも庭に面するなど、工夫次第で小さな子どものいる家庭にはとても楽しそうである。』
というキッズデザイン賞の審査員のコメントにもあるように、共有庭は様々な可能性を秘めていることが分かります。
住宅を引渡した後のご使用方法は、それぞれの家族によります。
共有庭のプロジェクトを立ち上げた際、共用の敷地を使うことに抵抗感がある方がいるという事実も社内で考慮しました。
しかし、敢えてこれからの時代にあったコミュニティの形成の仕方を提案することは、住宅を供給する会社として大切な事であり、取り組むべきである、という弊社の社員の強い想いもあり試みとして実現しました。
結果として、実際に計画を立てた弊社の想像を超える使い方も出来るポテンシャルの高い住宅が完成し、住んでいただくお客様には、より広い可能性を含んだ生活設計をして頂けるようになりました。
これからも機能性・デザイン性ともに重視したクオリティの高い住宅を提供していけるよう、メルディアグループは一つ上のステップを目指した家づくりをして参ります。