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一戸建ての防犯対策

大切なマイホーム、防犯対策はしっかりとできていますか。

マンションなど、大規模な集合住宅に比べると、一戸建てはセキュリティ面で劣るところがあります。

一戸建ての場合、家の周り360度全て、自分で防犯対策を行わなければなりませんが、うちに限って空き巣に入られることはないだろう、と考えている方も多いかもしれません。

 

一度空き巣に入られると、2回目、3回目と複数回被害に遭う可能性が高いと言われています。

そのため、まずは空き巣に入られないようしっかりと対策を講じる必要があります。

また、防犯対策をすでに行っているつもりでも、抜けがあるかもしれません。

 

そこで、今回は一戸建ての空き巣被害状況を分析し、防犯対策として今からできることを解説します。

空き巣から大切なものを守るため、防犯対策のアイデアを知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

一戸建て住宅の侵入窃盗被害状況

 

まず、侵入窃盗(空き巣など)の被害に遭った住宅のうち、7割は一戸建てです。

マンションなどと比較すると、圧倒的に狙われやすいと考えられます。

 

では、警察庁が発表しているデータから、近年の侵入窃盗(空き巣など)の状況についてみていきましょう。

 

被害件数と内訳

 

2020年、住宅をターゲットとした侵入窃盗の(認知)件数は、約21,000件でした。

全体の発生件数は年々減少していて、反対に検挙率は上昇しています。

とはいえ、1日あたり約60軒の住宅が被害に遭っている計算になります。

 

また、2019年のデータを詳しくみていくと、侵入窃盗被害のうち約7割は、住人が不在の間に侵入される空き巣でした。

残りの3割は忍び込みや居空きで、深夜など、住人が家にいるにもかかわらず侵入されているのです。

 

侵入手段と時間帯

 

さらに、同年の侵入窃盗において、どのような手段で侵入されたかというデータも公表されています。

それによると、戸締まりをしていないところからの侵入が約半分を占めました。

また、ガラスを破る手口も3割以上と、8割以上が窓から侵入されていることがわかります。

 

侵入する時間帯は、深夜から早朝にかけての時間帯が圧倒的に多くなっていました。

しかし、日中から夜間(24時頃まで)の被害も一定数ありますので、時間帯を問わず気をつける必要があるでしょう。

 

一戸建ての防犯対策

 

ここからは、一戸建てにおける防犯対策の具体例を紹介していきます。

防犯対策に役立つ情報として、窃盗犯の約7割が、5分以内に侵入できなければ犯行を諦めている、というデータがあります。

前項の情報と合わせると、「窓やその周辺に隙をつくらない、侵入に時間がかかる構造にして諦めさせる」という点を意識すると良いでしょう。

 

物件選びが防犯対策に

 

物件を探している段階であれば、窃盗犯に狙われやすい環境・立地の物件を避けるという方法があります。

空き巣は人目につきづらい家を選んで侵入します。

例えば、人通りが非常に少なく、街灯がないような場所です。

 

戸建てではあまり多くないですが、繁華街に近い立地も避けたほうが良いでしょう。

犯行の下見に訪れても怪しまれづらいですし、人混みに紛れれば逃げ切られる可能性が高いです。

 

屋外の防犯対策

 

高い塀に囲まれている家や、植え込みの多い庭ですと、一度敷地内に入ってしまえば外から見えることがありません。

身を隠せるところがあると、空き巣に狙われやすくなりますので注意が必要です。

 

防犯カメラを取り付けておくと、犯罪の抑止に繋がります。

センサーで人影を感知する照明を取り付けるのも良いでしょう。

最近はソーラー式のものも発売されていますので、電池が消耗していて使えなくなっていた、ということも防げます。

 

また、敷地内に砂利を敷いて音を出やすくする、番犬として犬を飼うこともひとつの手段です。

 

さらに、2階へ上がれないように対策しておくことも大切です。

物置やエアコンの室外機など、足をかけて登れるようなところがないか、脚立やはしごを外に置きっぱなしにしていないか確認しておきます。

 

併せて、自宅にマーキングされていないか定期的にチェックしましょう。

メールボックスや玄関ドア付近に、見に覚えのない○や×などの記号が書かれていたり、シールが貼られていたりする場合は、空き巣が下見に訪れた可能性が高いです。

速やかに消した上で、防犯対策を強化しましょう。

 

玄関や窓の防犯対策

 

まず、短時間であっても家を空ける時は必ず施錠してください。

今まで一度も被害に遭わなかったとしても、隙があれば空き巣はやってきます。

 

既存の鍵だけでは防犯対策が不十分な可能性があります。

玄関や窓には、2種類以上の鍵を取り付けることが効果的です。

侵入までにかかる時間を長くできれば、空き巣も諦めやすくなります。

 

窓に関しては、小さなところでもきちんと施錠するようにしましょう。

トイレやお風呂の窓は、面格子を取り付けて対策をしておくのがおすすめです。

また、たとえ在宅中でも、人がいない部屋の窓を開けっ放しにすることはやめましょう。

 

加えて、窓には防犯フィルムを貼っておくと良いでしょう。

窓が破られにくくなりますし、破壊しようとしてもかなり大きな音が出ます。

自分で簡単に貼ることができ、比較的安価な上、防犯にも一定の効果があります。

 

また、ディンプルキーというくぼみのついた鍵はピッキングされづらい傾向にあります。

余裕があれば、玄関の鍵の交換も検討しましょう。

 

近隣住民とのつながりを持つ

 

住人同士が声をかけあっている、交流が多い地域は空き巣に狙われにくいと言えるでしょう。

堂々と玄関から出入りするような空き巣もいますから、お互いが顔を知っていることで、不審な人物にすぐ気づくことができます。

地域全体で防犯対策を行うことも重要です。

 

ホームセキュリティを導入する

 

コストはかかりますが、防犯のために必要な対策が一度にできます。

万が一の際は、セキュリティ会社の方が駆けつけてくれるので安心ですし、不在時はスマートフォンに通知されるシステムもあります。

防犯だけでなく、生活のさまざまな場面で役立つサービスが提供されています。

 

家を不在にする時は

 

旅行や帰省などで長期間家を空ける時は、新聞や郵便の配達を止めましょう。

郵便物が溜まっていると、空き巣に狙われやすくなるおそれがあります。

また、信頼できる近所の方がいれば、家の周りを綺麗に保ってもらえるようお願いするのも良いでしょう。

 

普段の生活でも、夜間不在になるような時は、タイマー機能などを使ってテレビや電気が自動的に点くようにしておくと安心です。

洗濯物がずっと外に干してあるというのも、不在アピールになってしまいますので注意してください。

いずれにしても、家に人がいるように見せることが大切です。

 

 

防犯対策で安心の一戸建てライフを

 

一戸建てでできる防犯対策についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

集合住宅に比べると、どうしても空き巣に狙われやすい一戸建てですが、さまざまな防犯対策を行うことで安心して生活することができるでしょう。

この記事を参考に、ぜひ一戸建ての防犯対策を強化してみてください。

 

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