「家の中で虫を見るのは嫌だ」

「せっかくのマイホームだから虫が出ないように対策したい」

一戸建てを購入したら絶対にしておきたいことの1つが「虫対策」です。

新しい生活をスタートした途端に家に虫が出てしまったら気分はげんなりしてしまいますよね。

本記事では一戸建てのマイホームで虫対策を怠るとどうなってしまうか、具体的な虫対策の方法について解説しています。

ぜひ最後まで読んで虫対策の重要性をご理解いただければと思います。

 

一戸建て住宅で虫対策を行わないとどうなるのか

 

虫対策を怠ってしまう方の多くが

「一戸建て住宅で虫対策を行わなくても、たかだか虫が数匹出るだけ」

と思っているのではないでしょうか。

ですが実は、虫対策を怠ることによる実害は、「虫が出るだけ」ではないのです。

 

家の中に虫が出ると、不快な気分になるだけでなく、家の中の「衛生面」「健康面」「建物面」の3つにも大きな影響を与えます。

 

衛生への実害

 

ゴキブリやハエなどの所謂害虫がこれに該当します。

ゴキブリやハエは、見ると不快になるだけではなく、衛生面で悪影響を及ぼします。

ゴキブリやハエは、足や体についている雑菌を食品類に付着させることがあり、菌が付着した食べ物を知らないうちに食べてしまうことで食中毒になったり、体調を壊したりするリスクがあります。

 

ゴキブリの出現はどんな家庭でも頭を悩ませる問題です。

 

 新築一戸建てのゴキブリ対策

こちらの記事で、新築一戸建てで新しい生活をスタートさせようと考えている方に向けて、快適に生活するためのゴキブリ対策について詳しく解説しています。

なぜ家にゴキブリが出るのか、そして、どのようにゴキブリ対策をすればいいのかを中心に解説していますので、ぜひご覧ください。

 

健康への実害

 

→ダニやムカデ、ノミなどがこれに該当します。

ムカデには「セロトニン」や「ヒスタミン」といった毒性の物質があり、噛まれると激しい痛みとともに赤く腫れ上がります。

大人であれば軽症で済むこともありますが、小さな子供が噛まれてしまった場合、免疫が弱っていると病気を併発してしまう可能性もあります。

また、ダニやノミが体に付着することでアレルギー症状を引き起こしたり、最悪のケースだと「重症熱性血小板減少症候群（SFTS)」と呼ばれる病気になってしまったりこともあります。

 

建物への実害

 

害虫は人体に影響を与えるものだけではなく、建物そのものに損害を与える害虫もいます。最も有名なもので言えばシロアリです。

シロアリは木造住宅の基盤部分を食い荒らしてしまいます。

そのため、住み始めの時期は耐震性の高い物件であったとしても、シロアリを放置することで激しく劣化が進んでしまい、耐震性が損なわれる危険性があります。

 

一戸建ての虫対策

 

一戸建ての虫対策を怠るとどうなるかについて述べたところで、本章では具体的な虫対策の方法について解説していきます。

虫対策とひと口に言ってもさまざまですが、以下の方法は多くの家庭で取り入れられているものになりますので、未実施の方はぜひ参考にしてみてください。

 

虫の侵入をブロック

 

注文住宅の害虫対策一つ目として最も基本的な方法は「虫の侵入を防ぐ」ことです。

具体的には網戸をしたり、網戸にも虫が嫌がるスプレーの噴射や虫除け剤を設置したりなどして、網戸に虫が寄りつかないようにします。

なお網戸は、風によって破れたり、ほつれが起こりやすいので定期的にメンテナンスをしましょう。

また、窓のサッシの隙間や換気扇なども虫にとっては絶好の侵入経路となるので、隙間テープや専用のフィルターを使用しましょう。

 

こまめにゴミを処分

 

流しの生ゴミや、ゴミ箱内のゴミをこまめに捨てるようにしましょう。虫は生ゴミの匂いを元に寄ってきます。

よって、室内にゴミを置いておく場合にはしっかりと密閉して保管し、数日や一週間に一回はこまめに捨てる習慣をつけましょう。

また、段ボールの扱いにも注意が必要です。

最近ではAmazonや楽天などの宅配サービスの利用が増えており、室内に開封後の段ボールを放置している家庭も多いのではないでしょうか。

ですが、ダンボールには輸送中に付着した害虫が残っている可能性があります。

その状態で段ボールを放置しておくとそのまま室内に逃げるだけでなく、そこで繁殖する恐れもあります。

段ボールのゴミが出た場合も家の中に放置せず、こまめに捨てるようにしましょう。

 

虫除け植物を栽培

 

虫除けの植物を栽培するのも有効な虫対策になり得ます。

特にハーブ系の植物（ミントやレモングラス、ラベンダーなど）が効果的です。

人間にとっては爽快感のある良い匂いなのですが、多くの虫はこの匂いを嫌う傾向にあります。

近くのお花屋さんや今では日曜大工のお店でも手に入るので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

湿気対策を怠らない

 

湿気対策をしっかりすることも虫対策に繋がります。

日当たりが悪くじめっとした場所には虫が集まりやすいです。

また最悪の場合、そこで卵を産んで繁殖してしまうということもあり得ます。

除湿機や除湿剤を活用して、ジメジメしすぎないように室内を保ちましょう。

 

 

虫対策を行い快適な一戸建て暮らしをお送りください。

 

いかがでしたでしょうか。

本記事をお読みいただくことで、一戸建てにおける虫対策の重要性をご理解いただけたと思います。

せっかくのマイホーム、気持ちの良い生活を送っていくためにも日々の虫対策には気を遣うようにしましょう。

本記事の内容があなたの生活を快適にする一助となれば幸いです。

 

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