マイホームを購入する方のなかで、スキップフロアのある物件を購入する方が増えています。

しかし、スキップフロアについてあまり詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、スキップフロアを導入することによって得られる7つのメリットを紹介します。

スキップフロアについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

スキップフロアとは

 

スキップフロアとは、段差を利用して作られる、高さの異なるフロアです。

たとえば、建物の1階と２階の間に段差をつけて中2階を作ることが挙げられます。

 

スキップフロアには壁はなく、段差で空間を区切ることで、スペースを作ることができます。

狭い土地に家を建てる場合には、限られた空間を有効活用するためにスキップフロアの間取りが取り入れられることも多いです。

 

スキップフロアの7つのメリット

 

スキップフロアを取り入れるメリットは主に、７つあります。

 

メリット①収納スペースを増やせる

 

スキップフロアは段差をつけることで作るため、その段差を収納スペースとしても活用できるというメリットがあります。

たとえば、段差をつけてフロアを高くし、その下の空いたスペースにものを収納することが可能です。

 

デッドスペースになってしまう場所でも、スキップフロアを取り入れることで収納スペースに生まれ変わります。

 

メリット②家族の存在を身近に感じられる

 

通常は部屋同士が壁で遮られているため、他の部屋からは家族の様子が分かりにくいですよね。

しかし、壁のないオープンなスキップフロアを作ることで、家族の存在を感じやすくなるというメリットがあります。

 

また、会話も生まれやすくなるため、自然と家族間のコミュニケーションも増えるでしょう。

 

メリット③開放感がある

 

スキップフロアを取り入れることによって空間に高低差が生まれ、縦の空間を広く活用できるようになります。

この高低差によって開放感が生まれ、のびのびと過ごせる空間になるでしょう。

 

メリット④おしゃれな空間を演出できる

 

スキップフロアを採用することで、立体的な空間を作り上げることができます。

高さが異なる空間ができることによって建物内に奥行きが生まれ、スキップフロアならではのおしゃれな空間を演出できます。

 

メリット⑤リモートワークに向いている

 

コロナ感染を防止する観点から、テレワークを推奨している企業が増えています。

しかし、机といすが置いてあるリビングでテレワークを行うと家族がリビングを使いにくくなってしまいます。

 

このような時は、ぜひスキップフロアを活用しましょう。

スキップフロアを取り入れることで家族のいるリビングと区切られ、自宅でも集中しやすい環境を作ることができるでしょう。

 

個室でもテレワークを行うことは可能ですが、壁で仕切られることによって家族が帰宅したことに気付かない場合もあります。

家族とコミュニケーションを取りながら仕事をしたい場合には、適度にオープンなスキップフロアがおすすめです。

 

 

昨今では、自宅にリモートワーク専用の部屋を設ける事例を増えております。こちらの記事では、テレワークスペース（書斎）について詳しく紹介しております。

 

 

メリット⑥リビングにいながら子どもの様子を見守れる

 

リビングの隣にスキップフロアを設けた場合、キッズスペースとしての活用がおすすめです。

 

壁で仕切られていないスキップフロアを遊び場所にすることで声も届きやすく、安全確認をしやすくなります。リビングで家事をしながらでも、安心して子どもが遊んでいる様子を見守ることができます。

 

メリット⑦多目的なスペース活用ができる

 

スキップフロアは、書斎や子どもの遊び場所などさまざまな用途で使うことができます。

 

カウンターや収納棚が設置されているスキップフロアもあるので、スペースを多目的に有効活用することで、住む人の生活スタイルに合わせた活用ができるでしょう。

 

スキップフロアがおすすめの人の4つの特徴

 

スキップフロアがおすすめの人の特徴は、主に4つあります。

 

特徴①家具をたくさん置きたい方

 

大きなソファやテーブル、収納ラックなど、必要な家具を配置したくてもリビングのスペースには限りがあります。

そのような時に、たとえば、リビングにはソファやテーブルなどの団らんできる家具を設置し、スキップフロアには収納家具を設置するなどの方法が有効です。

 

スキップフロアのスペースは、家具をたくさん置きたいという要望を叶えることができます。

 

特徴②開放的な空間が好きな方

 

スキップフロアにより、中2階や中3階ができることで見渡せる範囲が増えます。

部屋のなかに高低差が生まれることで実際の部屋の広さよりも空間を広く感じ、開放的な空間になります。

 

開放的な空間が好きな方には、スキップフロアを取り入れた物件がおすすめです。

 

特徴③家族とのコミュニケーションを大切にしたい方

 

壁で仕切られた部屋では、扉を閉めてしまうと室内の様子がほとんど分からなくなってしまいます。

また、自分の部屋を中心に生活をすると食事やお風呂に入る場合でなければ家族と顔を合わせる機会も減ってしまい、コミュニケーションが少なくなることも考えられます。

 

しかし、スキップフロアがあることで、違う空間にいながら家族の声も届きやすくなるでしょう。

声が届くことによって話しかける機会も増え、自然にコミュニケーションが増えます。

 

家族とのコミュニケーションを大切にしたい方は、スキップフロアが向いているといえます。

 

特徴④採光を重視したい方

 

日当たりの良い家で生活をしたい方にも、スキップフロアがおすすめです。

 

スキップフロアがあることで、日光が壁で遮られずに部屋の奥まで差し込みやすくなるため、日光を感じやすくなります。

 

 

※当コラム内の建物や間取り、住環境や街並みなどに関する評価はあくまで一般的なものであり、 すべての方に当てはまるものではありません。気になるメルディアグレイスや街並みについては、ぜひご自身の目でお確かめください。

 

スキップフロアは開放感があり家族の気配を感じられるメリットがある

 

いかがでしたでしょうか?

 

スキップフロアには、高低差が生まれることで開放感があることや壁の仕切りがないことで家族の存在を感じやすいというメリットがあります。

また、多くの家具を置きたい方や日光の差し込む明るい家に住みたい方には特にスキップフロアがおすすめです。

 

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