片倉駅がある八王子は住みやすい?治安や子育て事情をご紹介
23区外でありながら、住みたい街ランキングにも名前の挙がる八王子エリア。
賑やかな繁華街と自然あふれる住宅街、その両方を併せ持つ八王子の中心部に片倉駅は位置しています。
住宅地として人気がある八王子ですが、引越しを考える前に知っておきたいのが実際の住環境。
そこで今回は、片倉駅がある八王子の中心エリアにおける治安や交通事情、子育てのしやすさについて解説します。
目次
八王子(片倉駅周辺)の住みやすさ
まずは、エリアの住みやすさを左右する治安や交通事情についてご紹介します。
治安
八王子の中心となるJR八王子駅は、北口側と南口側でガラリと雰囲気が変わります。
北口側には繁華街が広がり、居酒屋やキャバクラなども多いため、夜間は酔っぱらいやキャッチなどに遭遇する可能性が高くなり、治安がいいとは言えません。
特に旭町や三崎町にはパチンコ店や風俗店が多く、八王子の中でも粗暴事件が多発する地域です。
特に小さなお子さんがいる家庭は、避けたほうがいいでしょう。
また、大通りは時間帯を問わず賑やかですが、1本外れると急に街灯が減って暗くなるため、夜は出歩かない、防犯グッズを持ち歩くなどの対策をしておくと安心です。
一方、南口側は非常に落ち着いた雰囲気で、少し離れると戸建てが建ち並ぶ住宅街が広がっています。
こちらは女性の独り暮らしやファミリー層にも人気が高く、治安も問題ありません。
近隣の片倉駅や京王八王子駅の周辺になれば、犯罪件数もJR八王子駅の半分以下となるので、不安な方は中心部から少し離れたエリアを選ぶのがおすすめです。
交通事情
JR八王子駅には3路線が乗り入れています。
東西に延びる中央線、横浜市内へつながる横浜線、北へ向かう八高線といずれも広い範囲を結んでおり、さまざまな主要駅にもアクセスしやすい立地です。
新宿駅まで乗り換えなしで約40分、東京駅や横浜駅へも1時間以内でアクセスできるので、都心への通勤も十分圏内と言えるでしょう。
また、徒歩圏内には京王線八王子駅があります。
行き先や時間帯によって使い分けることができるので、交通の便としては非常にいいです。
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八王子(片倉駅周辺)の子育てのしやすさ
住むことを考えた時、何より気になるのは子どもを取り巻く環境ですよね。
八王子は、都内でも有数の子育てしやすい街として知られています。
どんなサポートが受けられるのか、具体的に見ていきましょう。
妊娠中も安心
八王子市では、妊娠が分かった時から保健師など専門スタッフのケアが始まります。
フィンランドには出産や育児を支援するための「ネムボラ」と呼ばれる施設があります。
八王子市では独自に「八王子版ネウボラ」を設立。
市内3ヶ所にある保健福祉センターの専門スタッフが、妊婦一人ひとりと面談を行い、心配事や相談事に寄り添ってくれます。
出産後も、孤立しがちな子育てを、支援センターや医療機関、保育施設などと連携しながらフルサポートしてくれます。
みんなで赤ちゃんとママをサポート
八王子市内には、雨でも利用できる室内型の「子育てひろば」が48ヶ所用意されています。
主に3歳までのお子さんと保護者なら誰でも利用できるシステムで、子育てで困ったことがあれば専門スタッフに相談できます。
紙芝居やベビーマッサージなど、イベントも開催されているので、初めての場所が苦手という方はそういった機会に参加してみるのも1つです。
交流の場としても活用されているので、引っ越してきたばかりで知り合いがいない、というママやパパも安心です。
また八王子市は、各施設への授乳室「赤ちゃん・ふらっと」の導入や、授乳やオムツ替えに使えるベビーテントの貸出しなどを積極的に行っています。
すでに100ヶ所以上に授乳室が設置され、小さな赤ちゃんがいても気軽に出かけられるようなサポート体制が整っています。
保育サービスが充実
八王子市では、保育費用に関しても独自の取り組みを行っています。
通常、幼稚園に類似した幼児教育施設や認証保育所など、いわゆる認可外と言われる保育施設は、無償化の対象にはなりません。
しかし、八王子市はそれらの施設も負担軽減の対象としています。
それだけでなく、条件を満たしていれば、ベビーシッターや事業所内保育所、病児・病後児保育事業などのサービスや施設を利用した場合にも、一部あるいは全額負担してくれます。
全国的に見ても、ここまで手厚くサポートしてくれる市町村はほとんどありません。
共働きや待機児童などの理由でやむを得ず認可外の保育施設を利用する場合は、非常にありがたい制度と言えるでしょう。
安心・安全な保育園
全ての保育園で、給食が園内調理されています。
「子どもたちには、安心・安全でいつも温かい給食を食べてほしい」そんな思いを持つのは、保護者として当然です。
八王子市はそんな思いに応え、市内全ての園で作りたての給食を提供するスタイルをとっています。
年齢に合わせた食材選びや調理法の工夫、見守り方法などにも言及し、子どもたちが窒息や誤嚥を起こさないための啓発活動にも取り組むという徹底ぶりです。
また、全国平均に比べて子ども1人あたりの保育面積が広く、子どもたちがのびのびと過ごせる環境づくりにも努めています。
紙おむつを園で処理できるよう体制が整えられているのも、保護者にとっては大きなポイントです。
東京都では、使用済みの紙おむつを持ち帰る園は全体の25%とされていますが、それでも15の自治体で持ち帰ることがルール化されています。
紙おむつを持ち帰るとなると、荷物が増える、買い物に寄れないなど、さまざまなデメリットが生じます。
しかし、八王子市では少しでも保護者の負担が減るように、と全ての園で紙おむつを処理することを義務付けています。
市が主体となり、子どもたちや保護者に対しここまで配慮してくれるエリアは全国的にも珍しいでしょう。
小学校に上がっても安心が続く
子育てが心配なのは、幼児期だけではありません。
特に共働きの家庭では、小学校低学年のうちは学童保育の有無も気になるところでしょう。
八王子市の小学校では、主に1〜3年生の子どもたちが利用できる学童保育があります。
最大19:30まで延長ができ、仕事をしている保護者にとってありがたいシステムです。
また現在、市内の66小学校区で「放課後子ども教室」が実施されています。
地域のボランティアが集まり、放課後や休日、学校の長期休みなどに校内の施設や校庭を活用し、子どもたちに安全な居場所を提供する試みです。
一人で帰宅させるのは不安、できるだけ留守番はさせたくない、と考えている方はぜひ利用してみてくださいね。
高学年になってからも、市内各地でボランティアの方々が見守りやパトロールを行ってくれています。
近年、登下校中の子どもたちが不審者から声をかけられるなどの事案が増加傾向にあります。
そのようなことを防ぐためにも、八王子市では子どもたちを地域みんなで守っていくという意識のもと、地域の見守りが徹底されているのです。
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八王子(片倉駅周辺)に住むのに向いている人
八王子は、東京都内でも特に子育てのための支援が充実しているエリアのため、小さなお子さんがいるファミリー層におすすめです。
市内には、自然あふれる公園や300種類以上の動物が観察できる多摩動物公園など、子どもが楽しめるスポットがある一方、買い物施設や飲食店も充実しています。
都心へも1時間以内でアクセスでき、家族みんなが満足できるエリアです。
※当コラム内の建物や間取り、住環境や街並みなどに関する評価はあくまで一般的なものであり、 すべての方に当てはまるものではありません。気になるメルディアグレイスや街並みについては、ぜひご自身の目でお確かめください。
のどかな雰囲気が残る八王子で子育てを楽しもう
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいただくことで、八王子エリアの住みやすさについてご理解いただけたと思います。
八王子は治安が心配なエリアもありますが、住む場所をしっかりと選べば非常に住みやすい街と言えます。
都心へのアクセスがよく、買い物にも便利な環境で、のびのびと子育てを楽しみましょう。
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